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2014年3月26日 (水)

オラ!⑦ BC~下山~帰国

2014年1月10日(金)

8時起床。FDチャーハンに親子丼をかけて朝食。ゆっくり準備をして、パッキングする。余韻に浸りたいところだが、今夜はメンドーサのホテルで寝たいので、ヒゲモジャに言われた通り、10時にムーラ預け荷物をインカ社のテントに持って行く。米ドルで$180支払う。

10:45。チェックアウトにレンジャー小屋に行き、チケットを渡すと何やら岡リーダーが言われてる。デカい外人が英語で通訳してくれたのだが、どーやら我々は、そもそもムーラスBCにチェックインしていなかったらしく、例のシット袋が無い事を騒いでる。こっちだってそもそもチェックインしようとしたら、メディカルチェックに行かされチケットも奪われててしまい、3日間もステイさせられ、OKと言われた時点でチェックインしたものだと思っていた。その事を岡リーダーが一生懸命英語で説明するが、伝わらない。レンジャー達で何やら相談してるので、もしかして罰金かぁ~?と思ってると、1人がOK!っと言ってチケットを返してきた。御咎めなしだったのか、最後のオルコネスのレンジャー事務所で罰金取られるのか分からないが、とにかく解放されたので、下山開始。

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長い事暮らした、ムーラスBC。苦しめられたメディカルチェック小屋。もう来ることはないと思うと少し切ない。

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懐かしの砂漠のような谷歩き。来る時と違い追い風に乗って歩が進む(^^)v

15時コンフルエンシア到着。インカ社のテントに行き、ヒゲモジャに訪ねろと言われてたフーリエという男に会うと「話は、分かってるから休んでいけ」って感じだった。ジュースと桃缶フルーツをご馳走になり、生き返る。17時にオルコネスに着くと言うと、迎えを来させるとの事でコンフルエンシアを後にした。

17時オルコネス到着。ここは観光地になってるので一般人もたくさんいた。迎え待ちと思われる登山者パーティもいた。しばらく待ってると迎えが来て、レンジャー事務所でチェックアウトの手続き。緊張したが、「サミット?」と聞かれ「イエス!」と答えただけで、例の罰金の件は、免れた。ホッと一安心。

ペニテンテスのインカ社でムーラの荷物を待つ。

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ひたすら待つ・・・

本もムーラに預けてしまったので、とにかくボーっと過ごす。

待ってる間、インカ社の男にメンドーサまでの足を相談するとUS$200で送ってくれるという事でお願いする。20時ようやく荷物が来て、メンドーサへ向けて出発。乗合になったという事でUS$100にまけてくれた。

一緒に乗ったのは、アメリカ人で1人はめちゃ調子のいい奴で、ちょー話しかけてきた。5~6人パーティだったかな。お調子者は、登頂できなかったようで、その話には触れない感じになった。

23時、途中渋滞もあったが、ようやくホテルメンドーサ到着。 今回は予約してないので、もしも満室だったら彷徨うことになる。岡リーダーが交渉に行くとすぐにOKとの事。例のカワイイ受付嬢もいた。

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チェックインして、すぐにF10のレストランでディナー。閉店ギリギリだったがOKだった。腹ペコだったので、ステーキやハンバーガーを食べて、ビールにワインで下山祝いをしました。

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やっぱり、下界の食い物はウマイ!大満足のディナーでした(*^。^*)

部屋に戻り、洗濯してシャワーを浴びて就寝。

 

2014年1月11日(土)

8時に起床し、F10で朝食。もう、慣れたもんでパンに美味しいハムとチーズを挟んで食べた。

部屋に戻り、本日の片づけなければならない仕事にかかる。ブエノスアイレスまでの航空チケット予約とショップへ登山ブーツの返却に行かなければならない。ipadで奮闘するが、クレジットカードの登録に手間取り、店頭まで行かなければダメかなぁ~(+o+)なんて諦めかけていた、その時!部屋の電話が鳴り、出ると受話器の向こうから聞こえてくるのは、なんと日本語!コレラキャンプで会ったきり、別れを告げられなかったフクザト氏だった!BCで話した時、ホテルメンドーサに宿泊すると言ったのを覚えていて、訪ねてきてくれたのだ\(^o^)/スペシャルなサプライズで本当にビックリしたし嬉しかった。フクザト氏は、何度も南米を1人で旅している方で、チケット予約なんか朝飯前って事で、ランチがてらアルゼンチン航空のオフィスにお付き合いいただくことに。フクザト氏の英会話を聞いてると決して流調とは言えないが、お互いが片言の英語だと、単語を覚えているだけで十分会話が成り立つという事を勉強させてもらいました。とりあえず帰りの心配は、無くなった。

ランチに前日フクザト氏が行ったという和食に行ったが、閉まっていたのでやはり肉を食いに行く。今夜行こうと思っていたフローレンシアという店の向かいの店だ。どこの店もオープンテラスで外で食べれるのだが、みんな公道である歩道に出してる。日本では考えられないが、南米っぽい。

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オレも酷い日焼けだったが、フクザト氏は南米人のように真っ黒だった(笑)骨付き肉を注文すると硬くてナイフでうまく切れず、かぶりついて噛み切って食べた。味は美味しい。ビールを飲んで色々な話をした。この日帰国予定のフクザト氏。寂しいが帰らなければならない。お世話になったお礼に、オレと岡リーダーで支払おうと思っていたが、逆に奢られてしまった。本当にお世話になりっ放しでお別れとなってしまった。いつか再会する日が来たら、キッチリ奢らせてもらおうと思います。

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16時。さて、ホテルに戻った我々は、ブーツ返却とお土産の物色をするため、フロントでタクシーを呼んでもらう。すぐに来た運ちゃんに登山ショップの住所を見せて、ここへ行ってくれと頼む。無事に返却を済ませて、次は中央市場へ行ってもらい下りる。すると土曜日は16時までだという。そこはショッピング通りとなっているのだが、開いてる店が全然ない!キヨスクのような店でビールや水を買って、行きたかったマックに行った。セットが60ペソ(約1000円)と割高だったが、懐かしい日本と全く同じ味だった。そういえば支払いの時、岡リーダーだけ、やたらと偽札チェックをされてた(笑)あからさまに照明に透かしてる様子は、日本では見ない光景だった。土産屋も開いてないので、ホテルに戻りビールを飲みながら、少し荷物を整理しておく。

22時。お祭りをやっていると聞いてサンマルティン公園に行ってみる。途中偶然見つけた登山ショップでアコンカグアTシャツを購入(200ペソ)。公園に着くと露店がいっぱい並んでた。アルゼンチンでは、マテ茶を回し飲みする風習がある。よく見かけて、気になっていたので、その容器を家族土産に購入した。購入時もスペイン語に苦労したが、周囲にいた若者が英語で助けてくれた。アルゼンチンでは、今どきの子の方がしっかりとした教育を受けているらしい。

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散々ウロウロして、24時。一番行きたかったレストラン・フローレンシアに行くと満席で入れない。仕方ないので隣の空いてる店に入るとこれが正解だった。やはりステーキを注文した。肉もワインも美味しい。おまけにテーブルに着いたウェイターが親日家で片言の日本語で陽気に話しかけてくる、とってもイイヤツだった。大満足のディナーに勢いづいて、もう一軒、昼間開いてなかった和食屋へ行こうとしたが、酔っ払いには方向が分からず見つける事が出来なかった。無事にホテルに帰れただけでも良しとしよう。

2014年1月12日(日) 帰国日

8時に起床し、昨日と同じ朝食を食べる。11時にチェックアウトを済ませて、荷物はフロントで預かってもらう。腹ごなしに散歩をしながらショッピングでもと思ったが、土曜日は16時閉店。日曜日は完全に定休日なのです。どうやら週末ショッピングという習慣は、アルゼンチンには無いらしい。アルゼンチン最後の食事は、やはり行きたかったフローレンシアに行く。さすがにランチは、入ることが出来た。

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そろそろ肉も飽きてきたので、パスタとソーセージを食べたが、まあまあ 。ワインもアルゼンチンに来てから初めてマズイやつに当たってしまった。価格もちょっと高めの設定なので、結果的には昨夜行った店の方が断然いい店だった。超有名店が必ずしも優良店ではないという事を学びました。 帰りには、昨夜のウェイターに見つかり、何でそっちの店に行ったんだ?と冗談交じりに咎められた。だって行ってみたかったんだから、仕方ない。

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のんびりとした、メンドーサの街並みを満喫して、ホテルに帰りタクシーを呼んでもらう。運ちゃんは南米人らしく、ノリノリの曲にのって、ボリュームを上げて空港まで送ってくれた。メンドーサとは、これでお別れ。おそらくはもう来ることもないだろう。とても穏やかで、それまでの危険な南米のイメージとは全く違うイイ街だった。

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17時テイクオフ。2時間ほどでホルヘ・ニューデリー到着。ここからタクシーでエセイサ国際空港へ移動。途中、渋滞もあり時間的に余裕が無いので、ヤバイなぁ~と思ってると、怖い位飛ばしてくれる運ちゃんで助かりました。チェックインして出国手続きをすると 、またしても岡リーダーが、女性職員に止められて何やら言われてる。最後まで女難に悩まされる旅でしたね。帰りは、ヒューストンで1回のトランジットなので、乗り換えが減った分飛行時間が長いのです。ほとんど眠れず映画を観まくり、10時間かかってヒューストン到着。次便までかなり空き時間があるので、レストランに入る。

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サラダとハンバーガーとビール。間違いない組み合わせ(*^。^*)

次は、地獄の14時間飛行だ。飛行機に乗り込むと一番通路側にデカい外人が座り、トイレに行くのも面倒な感じ。眠れないのでひたすら映画を観まくる。外人が立ったタイミングでトイレに行こうと思ってたが、コイツが全然トイレに行かない。閉鎖されてる感じが、精神的にもきつくて、背中やケツも悲鳴をあげて本当に苦痛でしたが、何とか正気を保って懐かしの祖国日本の地に降り立ちました。すぐに携帯の電源を入れると成田まで迎えに来てくれた先輩2人から連絡がありました。わざわざ平日の夕方にありがとうございました。

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地元に帰り仲間が数人集まり、下山祝いをしました。

今回の遠征を通じて、極地法という登山形態を学ぶことが出来て、自分的には大変経験値を上げる事が出来ました。高所での過ごし方や、順応の仕方も学びました。今回1番の失敗は行動食です。パワーバーが不味くて食べれず、パワーが出ませんでした。必ず試食をしてから持って行くべきです。とにかく色々な事が起こった南米の旅でしたが、色々な人に助けられて、登頂することが出来ました。特に岡リーダーには、英語がからっきしなオレと組んだ為に、常に交渉事では前に出っぱなしでした。本当にお世話になりました。仕事や家族には迷惑をかけましたが、一生の思い出に残る山行となりました。ありがとうございました<(_ _)>

7000m級を登る事が出来て、いつかはヒマラヤ?なんて色気も出ますが、2カ月ねぇ~・・・

アディオス!

 

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